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アングリマーラ、引き返す道

コーサラ国に、ある師に惑わされて恐ろしい害をなした男がいました。彼は森の盗賊となり、被害者から奪ったもので首飾りをつくって身につけたことから、アングリマーラ(「指の首飾り」)と呼ばれました。村人たちはその道を使わなくなりました。

ある日、仏陀がひとりでその道を歩いていました。アングリマーラは仏陀を見つけ、剣を手に追いかけました。不思議なことに、走れば走るほど、静かな姿は遠ざかるように見えました。息を切らして、彼は叫びました。「止まれ、坊さん、止まれ」。

仏陀は振り返らずに答えました。「私は止まっている、アングリマーラよ。止まっていないのは、あなたのほうだ」。

その言葉は彼を打ちました。どういう意味かと尋ねると、仏陀は、自分はあらゆる生きものを傷つけることをやめたが、アングリマーラはやめていないのだと説明しました。男は剣を投げ捨て、従いたいと願い出ました。仏陀は彼を共同体に迎えました。

語りはさらに、のちに彼が托鉢のために町を歩いたとき、人びとが石を投げつけ、彼は償うべきことの大きさを知っていたので、それを辛抱強く耐えた、と伝えます。後世の版は、彼が残りの人生を静かな修行のうちに過ごしたと述べています。

この話は、人はこれまでにしたいちばん悪い行いによって決まるのではなく、引き返す道は、やめるという決意から始まる、と示すためにしばしば語られます。起きた害を軽く扱うものではありません。名前や細部はパーリ語版と漢訳版で異なるので、ここでは短い語り直しにとどめます。ほんの数言で変わったもうひとりの人の物語として、キサー・ゴータミーと比べてみてください。

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